人事評価制度導入のメリット

賃金や昇給などの査定をする単なる“人事考課”ではなく人材の育成を含めた人事評価制度による公平な【人事評価】は自律して働くスタッフの育成、離職率の低下、採用力の向上をもたらし、その人材育成効果により組織としての生産性向上、売上アップに繋がります。

人事評価制度を導入していない現状は?

少子高齢化により働く人口が減り、医療分野だけでなく多くの企業が日々採用困難、人材不足に悩まされています。

また仕事への価値観、多様性から転職を繰り返し、人材が安定しない。

特に医療分野(クリニックや薬局)においては、求職者の『超・売り手市場』が離職・転職のしやすさを後押ししておりクリニックや薬局においても中小のみならず大手ですら人材確保には困難を極めています。

採用すれば離職する。そんな堂々巡りな採用活動。せっかく採用しても“育成”への手が足りずスタッフはやりたい放題。

その挙句、統率がとれない会社への不満が積もり離職へ。。。

退職

皆さんの組織はいかがでしょうか?

募集をかけつつとりあえずはバイトで、、、
とりあえず派遣で、、、
なんとか今のメンバーで、、、

実際の所、この現状を「とりあえず、とりあえず」で過ごしていても日々現場はなんとかまわっているし、あまり問題がなく思えてしまうかも知れません。(*注意←これは経営者・管理者の一方的な目線です!)

 

しかし高額な派遣を使えば当然利益を圧迫しますし既存の少ないメンバーで運営を続けていれば当然スタッフはいずれ疲弊します。

 

働いてくれているスタッフ達との間にはお給料だけではなく見えない絆(モチベーション・会社への貢献意欲etc…)で繋がっています。これはなかなか数値化できませんし、現状から判断してスタッフへの負担は「仕方ない」と思ってしまいかねませんが、見えない費用としてじわりじわりと会社にのしかかってきています。これを無視し続けていれば表面上問題なくともスタッフの不満・鬱憤はたまっていきます。

 

そしてスタッフにとって解決されない不満な状態が続いた結果はもちろん離職。

 

新たに求人広告を出し、場合によっては高額な紹介料を支払って新しいスタッフを招き入れなければなりません。

当然、求職者が来るまでの間の対応、面談~採用~教育などといった手間もかかってきます。

このように組織を運営していて人が辞めるということには見えない部分も含めてとてもお金と労力がかかっています。

 

この悪循環を解決してくれるのが人材の育成も組み込んだ「人事評価制度」です。

 

求人欄に

「がんばりを正当に評価している人事評価制度があります!」

と、うたえる会社とそうした表記がない会社、優秀な人材にとってどちらが魅力的でしょうか!?

多くの組織で下記のような悩みを抱えています。

〇スタッフの離職が絶えない

〇求人広告をだしても人が集まらない

〇優秀な人材が採用できない

〇やっとの思いで採用したが定着しない

〇スタッフが思った通りに働いてくれない

〇スタッフからの反発が強く思うように指示できない

 

なぜ?このようなことが起きてしまうのか??

 

↓これらの原因は。。。

 

求職者・既存のスタッフからみて、、、

 

『会社の将来が見えない!』

から。

優秀なスタッフほど数年後の自分の姿を意識しています。
「会社の将来」というとなんだか大げさに聞こえるかも知れません。綿密に何年後にといった事ではなくとも多くの人がこの先会社はどうなっていくんだろう?と考えています。

また、中には頑張って働いても評価されないようなら楽して同じ給料をもらいたいとダラダラ働く人材がでてきます。これでは効率が悪く残業代が増えるだけでなく本来もっとできるであろう取り組みもできずに終わってしまいます。
稼ぎたい人はあえて作業効率を遅らせ残業することも起こるかも知れません。

 

お金ももちろん大切ですが、日々の労働の中で認めてもらうということも同じくらい大切です。
働いていて評価もされないのであれば金銭的報酬、精神的報酬、社会的報酬が得られず働いていく上でのモチベーションが維持できない。

さらに

 

医療業界では求職者の売り手市場が転職を容易にし、離職・転職を後押ししている。

 

↓つまり

採用し、雇っただけで”放ったらかし”では雇い主が表面上気が付いていないだけで、まるで砂時計の砂が落ちるかのようにジワリジワリと離職へのカウントダウンがはじまっているのです。優秀なスタッフは自らの将来を考え、1年後のこの季節!と転職の時期を決め密かに転職活動をしています。

 

組織がしっかりと機能しておらず、スタッフからの不満のサインを放っている間に、次への道を模索され相談されることなく転職活動されてしまいます。そして会社としてはこのような離職ー求人ー採用の無限ループから抜け出せなくなってしまいます。

 

この無限ループにはとても費用が掛かります。求人広告費・紹介料・一時的な派遣費用といった目に見える金銭的費用だけでなく、離職によるマイナス人員での運用でのスタッフのストレス増、新しいスタッフの採用にあたり教育の手間などの見えない費用。

 

そしてそのストレス溢れる厳しい状況で運営している現場の状態は患者さんへも不安定な空気感として伝わってしまいます。実はこれが一番のリスクであり見えない費用かも知れません。

 

やる気のないスタッフ、対応から静かに患者さんは離れていきます。医療関係のサイトでは世の中で多く広まっている飲食店や美容室などの口コミ評価ほどの影響はないにしろネット上で医療機関を探している人たちにも少なからず影響します。

 

新規の患者、売り上げが増加していても費用が多くかかり利益を圧迫すれば、結果減益となります。なにより経営者含め働くスタッフが毎日つらい思いをしなければなりません。

医療機関は病気だから仕方なく、、、薬をもらうために仕方なく、、、行くのではなく体調が悪い時だからこそ気持ちよく利用してもらえる場所にしていきたいと思いませんか?

人材育成が組み込まれた人事評価制度=ゼッタイ!評価®の導入がこの「人」にまつわる様々な問題点を骨組みから解決するのです。

 

社長によるペン舐め査定、査定のためだけの人事考課ではなくスタッフが自ら自律して動いてくれる組織の一員になる人材育成も含めた評価制度「ゼッタイ!評価®」の導入で得られる効果

〇離職率低下による採用コスト減!
離職率が減れば採用する機会も減り、採用コストを下げることが出来ます。

〇採用力が高まることによるコスト減!
採用までの期間が短ければ、広告費・準備対応への人件費を減らすことが出来ます。

〇スタッフの労働生産性アップ(残業代減)
目的をもって仕事をするので決められた時間で効率よく仕事ができます。

〇自律して働くスタッフの育成で売上アップ!
売上を意識して働くような計画で会社としての売上アップに貢献します。

 

制度一つの導入でいくつもの悩みを解決し相乗的に組織力がアップし、持続的に効果を発揮し続けるのがゼッタイ!評価®の特徴です。

絶対評価と相対評価
人事評価としてこの2種類があります。

相対評価:その人が所属する組織全体において5点は〇%、4点は〇%といったように組織内で分布させます。ある程度の能力を持った人間がいてもそれ以上の人が多くいる組織では評価が低くなりモチベーションが下がってしまいます。一方集団での評価が容易、競争原理が働くなどといったメリットもあります。

絶対評価:組織で評価の基準を決めそれに対してどの程度個人が寄与したかを評価する。事務作業など数値化できない行動も目標設定により評価することが出来る。評価者の甘辛が生じる、評価基準の作成に手間がかかるなどといったデメリットがあります。

クリニックや薬局などは基本小さな組織です。グループ会社であっても小さな組織の集まりになっています。それぞれの店舗によって売り上げの規模や売上の上げ方(報酬点数の取り方)が異なるので組織全体として相対的にみることはバラツキがあり向いていません。それぞれの店舗内でどれだけ売上に寄与したか?を評価してあげる絶対評価のほうがクリニックや薬局運営での人事評価には向いています。

AAAメディカルが提供しているゼッタイ!評価®では上記のデメリットを解消すべく評価者については評価者研修を行ったり評価についての採点を添削するなど甘辛が生じないように人材そのものを育てていく仕組みを作っています。
また、評価基準については仕事のできる人の行動特性を集めた一覧を用意しており評価基準の作成に手間がかからないようになっています。この評価基準は自由に変更することが出来るのでさらに細かく作っていく事も可能です。

 

ゼッタイ!評価®