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人事評価制度がない会社がブラック認定される!の裏側

ブラック企業という言葉はもはや世に定着しはじめちょっと会社に気に入らない事があるとすぐに”うちの会社はブラックだ!”なんて言われちゃったりします(苦笑)経営者がわからみれば

「そんなのはただのわがままだよ!」

「社会なんてそんなもんだよ!」

「それが仕事ってもんだ!」

なんて言いたいときも多々あるのではないでしょうか?ちょっとしたことが我慢できず自らの経験から理想の仕事と比較し都合が悪ければブラックだと主張することで自分の正当性を保とうとする、そんな姿に捉えられているかも知れません。

 

ブラックと一言に言っても程度問題で本当に法律に触れているようなブラックであれば対応する必要はあります。本当にすぐにでも解決しなければいけないほどのブラックというのは長時間労働や未払い賃金ですが、医療関係では長時間労働は歴史的にみても当たり前感があります。厳密に法律に照らし合わせるとグレー~ブラックだけれど他も同じ環境だし働いている人もその慣習に従っている、といった状況でもあります。

 

このように単純に労働時間が長いからと言ってすぐにブラック認定!というのは間違えです。医療サービスは長時間患者を受け入れる体制を作っていることで良いサービスとして成り立っている部分もあります。

 

深刻な労働問題でのブラック認定は除き、従業員が口にする程度のブラック認定は実は”会社に対する不満”であることが多いです。良い職場だと思って入職したのに思ったほどやりがいがない、毎日何となく過ごしているけれど昇格するのかな?、一生懸命働いても何も認めてもらえないし給料も上がらない・・・など雇用されて働いている人たちは自分の存在意義を認めてもらいたい欲求がありそれをないがしろにしていると不満となって突っつきやすい労働者権利を使ってブラック認定するのです。

 

他の記事でも書いていますが、公正な評価を行う人事制度があるということで従業員には安心感があります。これだけちょっとしたことでブラック認定されるのですから、逆にきちんとした人事評価制度がある!というだけでも会社の評価は大きくあがるのではないでしょうか?それはもちろん採用時に他と比較し選んでもらえるというメリットがあります。

採用困難から採用力ある組織へ

 

経営をしていると次から次へと問題が発生します。これらの問題の中であらかじめ予防線を張ることでその都度頭を使って精神を使って対応することが減るのであればできる限り仕組化して対応し、より生産効率の向上に力を注いでいける経営がなにより楽しく行えると思います。