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ビジョンステートメントの効果的な作り方

ビジョンステートメントにおいても組織における行動指針でありますが、ミッションステートメントは理念・方針といった精神的バックボーンであるのに対しビジョンステートメントは行動として何をしていくか?を決めていきます。

始めにミッションから起業の原点を見つめます。社会に対してこういう影響を与え将来はこんな姿になっている。そのためにはどういった運営が必要だろうか?この作成についても多くの従業員を参加させ巻き込むことで浸透性が深くなります。

達成すべき将来の姿にたどり着くために長期的に・中期的に・短期的に、どういう気持ちで仕事に向き合い、どういった作業をこなしていかなければいけないか。達成に至るまでのストーリーを思い描き、それぞれのプロセスでの出来事を想像しながら組み立てていきます。その中でも達成するための肝となるワードであったり目標であったりを決め、中間的な目標として設定します。

例えば「日本の医療水準向上」というミッション、「自らの周辺地域の医療水準を向上させるために地域住民から常に頼られる医療機関」というビジョンであったとすれば、そのために笑顔を絶やさず対応します、常に患者さんから信頼されるよう誠実に対応しますなどビジョンを具現化する内容になります。

 

中間的な目標設定という意味では数値を利用するのもよいでしょう。店舗数:1店舗増/年、患者数:20%増/前年比、などビジョン達成に向けてミッションからブレない目標値であれば良いのです。ただしビジョンそのものに入れるのではなくあくまでも経営上の目標値として設定します。

 

出来上がったら全員で共有します。作り上げる際になるべくシンプルで分かりやすい言葉にしておく方が多くの人に浸透しやすいです。

 

ミッションステートメントに続きビジョンステートメントも従業員が一緒につくりあげるという作業を行うだけでもとても意味があり組織統率には高い期待が持てます。やる事に意味があるともいえるのできちんとした正解を求めるのではなく是非とりあえずでも良いのでやってみましょう!

ミッション・ビジョン・バリュー:組織の成長に必要な3つの柱