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ゴーレム効果~従業員育成に役立つ心理効果

ゴーレム効果とは
ある人物に対して周囲の期待が低いと、その相手のパフォーマンスは低下する

アメリカの教育心理学者ローゼンタールにより提唱されたもので逆の作用であるピグマリオン効果とあわせて語られることが多いです。

 

https://tripleamed.com/pygmalion-effect/

 

現場にあてはめれば上司の部下に対する期待が低いと部下のパフォーマンスも低いということになります。ピグマリオン効果は上司の良い期待を反映するということなのでベクトルは違いますが上司の部下に対する対応そのものが影響するということですね!

ゴーレム効果は組織運営の上では負の効果なのでできる限り効果が出ないほうが良いわけです。そのために上司としてはごおーれむ効果が出ないような対応を取っていく必要があります。

例えば、上司というものは存在しているだけで部下にとってはプレッシャーです。そのプレッシャーのある人が発する言葉にはとても影響されます(心にという意味で)。上司自体がネガティブ思考であったり、神経質であったり、心配性である場合は要注意です!この手の人は常日頃から人のミスをみつける事、荒さがしが得意でとても悲観的だからです。

 

小言が多い姑が嫌われるのと同じで会うたびにあそこが出来てない、これもやってないだの言われていては部下の仕事へのモチベーションが上がるわけがありません。心理学うんぬんなくとも感じるはずです。

 

ゴーレム効果がいうところはこのような接し方をしていると相手のミスを誘ったり作業効率が下がっていくということです。しかし上司としては間違った方向に進んでいる仕事や考え方は修正していかなければならないですし指導するべきです。指導する際に単に感情的にダメだダメだというのではなく会社として求めていることがこうだからやり方を変えてみて!などと目的をはっきりとし修正すべき根拠をいれると部下も納得します。

 

人間なんて完璧な人はいないのでいくら注意されても同じ失敗をしてしまうものです。その時は次はこうしてみよう!なぜ失敗してしまったのか考えてみて失敗しない方法を一緒に考えてみよう!など次へのリベンジチャンスをきちんと与えてあげる事です。そしてその過程で少しでもできている部分があればその都度適切なタイミングで褒めること。

 

日本人全体にある傾向でしょうか?あまり人前で堂々と褒める事をしないように思えます。また、褒めるようにしなさいといわれるとどこかに呼び出してきちんと面と向かって”あなたは素晴らしい~~”って言わなければいけないかのようにも感じてしまします。それゆえタイミングと時間の調整が必要になり結果めんどくさくなって放ってしまう。

 

そんなに深く考えずに通りがかりにでも”この前話してたこと出来てるじゃない!”と話しかけるだけでも良いのではないでしょうか?この言葉一言で十分なピグマリオン効果を出せると思います。部下は上司から気にかけてもらえている事自体嬉しいものです。

 

このゴーレム効果は自分自身が陥ってしまうこともあります。今度は部下側からの目線でお話をします。上司からの印象が悪いと自分のパフォーマンスが下がります⇒上司からの評価が下がります(ここで場合によってはさらにゴーレム効果が効く)⇒さらに(負の)期待に応えてパフォーマンスが下がる。といった悪循環を作っていってしまいます。

 

こうなるとスランプのように何をやってもうまくいかない、やることなすこと全てが裏目に出るといった状況に陥ります。

 

上司がこの状況をいち早くキャッチしたら一度ゆっくりと面談でも良いですのでコミュニケーションをとることをお勧めします。もしかしたら今与えている課題がその部下のレベルにあっていないかも知れません。少しハードルの低い目標にして小さな成功体験を積むように軌道修正し、その過程で少しずつ褒めていきます。

 

相手に対して悪い印象を持っただけで相手のパフォーマンスが下がってしまうということは常に部下に対しては良い期待をもって接していかなければいけないということですね!

 

コーヒーブレイク♪~ゴーレム効果の由来~
ゴーレムという名前の由来:このゴーレムとはユダヤの伝説にある意思のない泥人形のことであり、呪文で動き出すのだが、額の護符の文字を1字取り去ると土に戻るという話から引用されている-コトバンクより-

意思のない泥人形(部下)にも(上司からの)呪文によってその期待通りに動き出すというあたりから引用されたのでしょうかね・・・?